9月10日（土）

 

 

■紫苑ステークス

 

 

軸はビッシュ。今回の出走メンバーならオークス３着の実績は頭一つ抜けている。その前走は勝負どころから積極的に動いて勝ちに行く競馬。結果的に上位２頭の末脚に屈する形にはなったが、直線で一度は先頭に立つなど十分な見せ場を作っており、ポテンシャルの高さは同世代のＧＩ馬にも匹敵すると言っていい。もっとも、オークス３着馬とはいえ、現状は秋華賞出走が不透明な収得賞金900万円の２勝馬に過ぎず、ここは何としても優先出走権を取らなければならない状況。叩き台仕様ではなく、陣営も必勝体制の構え。仕上げやすい小柄な牝馬でもあり、ここはいきなりから期待したい。

 

 

穴ならフロンテアクイーン。名手蛯名がその素質を高く評価する才女。春シーズンは、クイーンＣ２着、フローラＳ４着、オークス６着と一線級相手には僅かに及ばなかったが、成長力のあるメイショウサムソン産駒でひと夏を越して馬体は一回り成長。中間の稽古も順調にこなし、春よりも着実にパワーアップしている。やや決め手には欠けるものの、末脚は堅実で大崩れしないタイプで、パワーの要素も求められる中山の2000ｍに替わるのは大歓迎。本番を前にここでしっかりと成長した姿を見せたい。

 

 

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Posted by ライアン on 9月 9th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 紫苑ステークス

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