【NHKマイルC&新潟大賞典】注目馬情報!!
5月8日(日)
■NHKマイルC
軸はロードクエスト。ホープルSから皐月賞までの近3走は2,3,8着。一時はダービー候補とまで言われた期待馬としてはやや物足りない結果だが、その3戦はいずれも中山の中距離戦。本質的な適正がそこにないとするならばこの結果も悲観する必要はない。本馬が一気に評価を上げたのは昨夏の新潟2歳S。道中最後方から直線だけで前をごぼう抜き。上がり32秒8は、あのハープスターをも上回る衝撃を与えた。これが本馬のベストパフォーマンスとするならば、同じ左回りのマイル戦の今回は能力発揮の大チャンス。あの衝撃を再び見せてもらいたい。
穴ならシャドウアプローチ。朝日杯FS以来、ぶっつけでのGI挑戦というローテーションが嫌われ評価は低くなっているが、実績からすればメンバー上位は明らかだ。2走前の京王杯2歳Sが1番人気で0秒2差の3着。前走の朝日杯FSでは11番人気の低評価ながら3着に好走。上位2頭は世代でもトップクラスの評価を受けるリオンディーズとエアスピネルなのだから3着は胸を張れる。今回は順調さを欠いた上でのぶっつけと条件は楽ではないが、追い切りの動きは上々で力は出せる状態。久々の不利を潜在能力の高さでカバーしてもおかしくない。
■新潟大賞典
軸はフルーキー。デビュー以来、掲示板を外したのが菊花賞の6着のみという安定株。昨年暮れにチャレンジCで重賞初制覇を果たすと、ハイレベルなメンバーの揃った前走の中山記念でも0秒4差の4着。上位勢とは位置取りの差も大きく着差以上の評価が必要だとすれば、3着リアルスティールがドバイターフを圧勝していることからも、本馬の評価も必然的に高くなる。中山金杯ではトップハンデ57.5kgが影響して3着に敗れており、今回もハンデが一つの鍵となるが、持ち前の安定感を考えればここも不動軸と考えて良さそうだ。
穴ならショウナンバッハ。昨年のジャパンCでメンバー最速の上がり3Fをマークし、年明け初戦のAJCCで3着に好走。京都記念は前残りの展開に加え道悪馬場に泣かされ全く競馬にならなかったが、前走の中日新聞杯では11着ながら上がり2位で勝ち馬と0秒3差まで追い上げた。先述のジャパンCの内容からもわかる通り、決め手の鋭さだけなら現役でも屈指の存在。今回、舞台となる新潟の外回りはスローペースの上がり勝負が常のコースであり、本馬にとってはこれ以上なく適正にマッチした舞台。2戦連続の二桁着順で評価を落としている今が狙い目となる。
Posted by ライアン on 5月 7th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: NHKマイルカップ, 新潟大賞典