4月17日（日）

 

 

■皐月賞

 

軸はマカヒキ。父ディープインパクトの軌跡をなぞるように新馬、若駒Ｓ、弥生賞と土付かずの３連勝。ペースに違いこそあれ、若駒Ｓでマークした上がり32秒6は父をも凌ぐ極上の切れ味だった。重賞初挑戦となった前走の弥生賞も、スタートで後手に回り後方からの競馬になったものの、４角手前で鞍上が促すと即座に反応。直線では先に抜け出しリオンディーズを計ったように差し切ってみせた。父の最大の違いは「ムキになることがない」という大人な気性。そのぶん、自在性、操縦性は高く、川田騎手への乗り替わりも問題ないだろう。父の続く無敗でのクラシック制覇に期待したい。

 

 

穴ならアドマイヤダイオウ。前走の若葉Ｓが圧巻の勝ちっぷり。結果だけをみれば２着馬とハナ差の辛勝だが、向こう正面で後方から一気に２番手まで進出。直線では外のナムラシングンに一度はかわされながら差し返す勝負根性をみせ、３着以下は８馬身も置き去りにするという極めて中身の濃い一戦だった。ここまで４戦３勝で唯一の敗戦はリオンディーズに敗れた新馬戦。しかし、その後の成長度合いで言えば決して２歳王者にも引けは取らない。先行馬が揃い消耗戦も想定される大一番。タフな競馬になれば出番が訪れてもおかしくない。

 

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Posted by ライアン on 4月 16th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: 皐月賞

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