【スプリングS&阪神大賞典】注目馬情報!!
3月20日(日)
■スプリングS
軸はロードクエスト。暮れのホープフルSで2着に敗れ、且つ勝ち馬ハートレーが共同通信杯で惨敗したことで評価を落としているが、新潟2歳Sで見せた圧倒的な破壊力はその程度では見限れない。前走の2着も休み明けに加え初距離、初コースと難しい条件が揃った上、脚質的に不向きなスローペース。上がり最速での2着はむしろ能力の高さを改めて証明したとも言える。既に距離は克服済みで中山も2度目。叩き台の意味合いの強い一戦ではあるが、本番に向けて無様な競馬は見せられない。
穴ならミッキーロケット。1勝馬ながら素質の高さは今回のメンバーでも通用する。デビュー戦はスローの前残りで2着に敗れたが、メンバー最速33秒6の末脚は強烈なインパクトを残した。未勝利勝ち後の前2走も共にスローペースを中団でじっくり構えすぎて脚を余しての結果。能力的にはとっくにオープン入りしていていい素材だ。その点、今回は鞍上にルメールを配備。リーディングを独走する名手の巧みなペース配分があれば重賞でも勝ち負けが可能だ。
■阪神大賞典
軸はトーホウジャッカル。一昨年の菊花賞で従来の記録を1秒5も更新する驚異的なレコードで勝利。中長距離路線の主役になると思われたが、その菊花賞の反動か、昨年は順調さを欠き僅か宝塚記念と札幌記念の僅か2戦のみでシーズンを終えた。今回はその札幌記念以来となるが、早くからここを目標に調整されており乗り込み量も豊富で仕上がりは上々。メンバーレベルは例年に比べて遥かに手薄なだけに、ブランクの長さを加味してもここはしっかりと結果を出したいところ。
穴ならカレンミロティック。一昨年の宝塚記念が2着、昨年の天皇賞(春)が3着と一線級相手のGIでも好走してきた実力派。昨秋のGI2戦ではともに大敗を喫したが、もともと速い上がりがなく、時計勝負では分が悪いタイプで東京コースが合わない部分も大きかった。3000m超のレースでは、前述の天皇賞(春)3着と、その前哨戦として出走した昨年の阪神大賞典4着と実績十分。メンバーや頭数からスローペースは濃厚で展開の恩恵も見込める今回は昨年以上の結果にも期待が持てそうだ。
Posted by ライアン on 3月 19th, 2016 :: Filed under 競馬
Tags :: スプリングステークス, 阪神大賞典