【アルゼンチン共和国杯&みやこS】注目馬情報!!
11月8日(日)
■アルゼンチン共和国杯
軸はゴールドアクター。昨年の菊花賞で3着に好走後、なかなか疲れが取れず休養期間が長くなったが、復帰戦、2戦目と危なげない競馬で連勝を飾り、再び重賞の舞台に戻ってきた。特筆すべきは前走のオクトーバーSの勝ちっぷり。57.5kgのトップハンデを課せられながら、上がり3ハロンはメンバー最速。11秒4-11秒1-11秒5のラップを刻み着差以上の強さを感じさせる内容だった。父スクリーンヒーローは4歳夏に1000万下を勝ち、その勢いでAR共和国杯、ジャパンCと連勝を決めた。父同様の成長曲線を描く息子も、ここでの勝利をきっかけにGIロードの主役へと上り詰める。
穴ならプロモントーリオ。前走は京都芝2000mの準オープンを快勝。軽い高速馬場だったとはいえ、上がり3ハロン33秒5の末脚も強烈なら、1分58秒2の勝ち時計も極めて優秀。なにより、その前走は約1年4ヶ月ぶりという長期休養明け。これだけのブランクがありながらあれだけの競馬が出来るのは能力の裏付けに他ならない。休養前の目黒記念3着を含め、東京の2400~2500は[2-1-1-0]と好相性。長休明けを叩いた上積みは当然大きく、前走以上のパフォーマンスに期待しても良さそうだ。
■みやこS
軸はモンドクラッセ。芝で未勝利を勝ち上がれず昨夏にダートに転向すると、その初戦が大差の大楽勝。その後に骨折して10ヶ月に及ぶ休養があったが、復帰3戦目から怒涛の3連勝で一気に重賞の舞台にまで辿り着いた。現状では逃げてこそという脚質だが、京都のダート1800mは圧倒的に逃げ先行馬が有利な舞台であり、自身の競馬に徹するだけで勝機は十分。ダートで敗れたの骨折明けの2戦のみと敗因明確で、まだまだ底を見せていない点は大きな魅力だ。4連勝で重賞初制覇の可能性は低くない。
穴ならロワジャルダン。1000万下、準オープンを連勝後、放牧を挟んで挑んだ前走は余裕の手応えで直線に向くも残り1Fで失速。しかしこれは人気を背負っていたぶん
早めに動かざるを得なかったことと、約3ヶ月の休み明けが響いたものと考えていい。ひと叩きされて状態は着実に良化。中1週でも前走以上の状態にあることは間違いない。脚質的に京都は合いそうなタイプで1800mへの距離短縮も歓迎。相手はさらに強くなるが、ここは巻き返しがあってもおかしくない。
Posted by ライアン on 11月 7th, 2015 :: Filed under 競馬
Tags :: アルゼンチン共和国杯, みやこステークス