9月12日（土）

 

■紫苑ステークス

 

軸はスカイグルーヴ。２冠牝馬デアリングタクトと同じエピファネイア産駒で、デビュー当初はクラシック級と騒がれた逸材。東京芝2000ｍの初戦を５馬身差で楽々と逃げ切ると、続く京成杯では牡馬相手に負けて強しの競馬で２着とポテンシャルの高さを証明した。前走のフローラＳは５着に敗れ１番人気を裏切る形になったが、木村哲師は「前回は馬体重を減らしてしまった」と調整過程に問題があったことを認める。その後は天栄で立て直しを図り、復帰戦に向けて上々の仕上がり。ひと夏を越して、成長した姿を見せたい。

 

穴ならミスニューヨーク。昨年暮れのデビューから実戦を重ねながら着実に地力を強化し、２走前は牡馬相手の世代オープンで0秒2差３に好走。前走は牝馬限定とはいえ古馬相手の２勝クラスを快勝と、ここにきて完全に軌道に載ってきた。父キングズベスト、母の父マンハッタンカフェの配合から消耗戦になりやすいレース傾向は歓迎で、中山の芝中距離も経験済み。デビューから手綱を取り続けている加藤祥太はすっかり手の内に入れている。このコンビで本葉の秋華賞へ。まずはここでしっかりと優先権を手にしたい。

 

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Posted by ライアン on 9月 11th, 2020 :: Filed under 競馬

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