5月10日（日）

 

■ＮＨＫマイルＣ

 

軸はレシステンシア。当初はオークスに向かうプランもあったが、状態面と距離適性を考慮し、マイル王の称号を狙ってきた。シンザン記念、ファルコンＳの勝ち馬が牝馬であるように、現３歳は牝馬が強い世代を言えるが、そのなかにあって阪神ＪＦをレコードかつ５馬身差圧勝なのだから世代トップクラスの実力は明白。当然、牡馬相手でも臆するところなど全くない。前走で手綱を取った武豊騎手に先約があり、今回も乗り替わりとなるが、ルメール騎手が空いていたのはこの上ない行幸。桜花賞よりも戦いやすいメンバーで鞍上に名手確保となれば、あっさりまであっていい。

 

穴ならウイングレイテスト。まだ１勝馬ながら、デイリー杯２歳Ｓ２着、ニュージーランドＴ３着とマイルＧIIで２度の好走。特に前走は中山マイルでは明らかに不利なフルゲートの大外枠で、４コーナーでも大きく外に振られる不利があっての0秒1差だから、その内容は勝ち馬以上に高く評価していいだろう。東京コースは新馬戦で２着に敗れているが「その頃とは馬の中身が違う」と青木師。息の長い末脚を生かすには東京の長い直線はむしろ歓迎材料だ。ハイペース必至のメンバー構成。展開がハマれば一発の可能性は十分ある。

 

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Posted by ライアン on 5月 9th, 2020 :: Filed under 競馬

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