【根岸S&シルクロードS】注目馬情報!!
2月2日(日)
■根岸S
軸はコパノキッキング。前走のカペラSは好位から危なげない立ち回りで2馬身半差の完勝。相手関係にやや恵まれた印象はあるものの、他馬より重い58kgを背負っての横綱相撲は高く評価していいだろう。その後は放牧を挟み、昨年同様のローテーションでフェブラリーSを目標にここから始動。もっとも、当初選択肢にあった海外遠征は中東情勢を鑑みて回避が決まったため、ここで必要以上に余裕を残す必要はなくなり、今回も仕上げはきっちり。もとより先のGIもベストより長いマイル戦だけに、陣営にとって必勝が求められるのは今回。早々とマーフィー騎手を確保して臨むここは、カペラSに続く連覇が濃厚だ。
穴ならブルベアイリーデ。昇級戦の前走は1番人気の支持を集めるも結果は5着。人気に応えることは出来なかったが、決め手が身上の馬としては動き出しが早く、直線も内を突いて窮屈になるチグハグな競馬。およそ力を出し切っての敗戦ではないだけに、その一戦で見限るのは早計だ。東京ダートは過去5戦で掲示板を外したことがなく、なかでも7Fは2走前に準オープンを快勝している得意舞台。持ち時計も1分22秒台で数字の上では重賞通用レベルの走力も証明済み。相手はさらに強くなるが、持ち味の決め手が生きる流れになれば出番があっても驚けない。
■シルクロードS
軸はレッドアンシェル。以前はマイル前後を中心に使われ、なかなか勝ち切れずにいたが、2走前からスプリントに矛先を向けるとあっさり2連勝で重賞初制覇。距離短縮が奏功し、その素質が開花した。昨年後半は脚部不安で長期休養を余儀なくされ、今なお脚元の不安は残る現状だが、それだけにたとえ久々であっても陣営に叩き台の意識はない。無駄遣いが出来ない以上、常に一戦一戦が勝負駆け。この中間もここで結果を残すべく入念に乗り込まれ、いきなりから臨戦態勢は整っている。前走と比べても相手はやや手薄。休養を挟んでの重賞連勝に期待したい。
穴ならエイティーンガール。昨年暮れに準オープンを勝ったばかりだが、その前走が圧巻の好内容。道中は後方でじっくり脚をタメると、直線はメンバー最速の33秒0の末脚で豪快に直線一気を決めた。手綱を取った武豊騎手が「久しぶりに乗ったけと馬が断然良くなっていた。思った以上の切れ味で、強いメンバーともやれる」と賛辞を並べたほどで、デビュー当時は420kg台だった馬体が20kg以上も成長するなど、ここに来ての充実ぶりには眼を見張るものがある。まだそこまで人気が上がらない今が狙い目だ。
Posted by ライアン on 2月 1st, 2020 :: Filed under 競馬