【カペラS&阪神JF】注目馬情報!!
12月8日(日)
■カペラS
軸はコパノキッキング。前走のJBCスプリントは、早め抜け出しを図ったところ、ゴール前でブルドックボスの強襲に遭い2着に敗退。藤田菜七子騎手のGI初制覇はお預けとなったが、それでもミスターメロディやノブワイルドがあっさり失速していくなかで、先行して唯一上位に粘った内容は、あらためて地力の高さを再認識させるものだった。昨年の勝ち馬で距離もコースも適正は申し分なし。逃げ差し自在の脚質で展開も不問。砂をかぶらずスムーズに運べれば、この相手で58kgでも中心は揺るがない。
穴ならハニージェイド。極端な脚質ゆえ成績は安定しないが、今年の7戦のうち4戦で最速上がりをマークしているように決め手は十分。展開さえはまれば8番人気の低評価を覆して直線一気を決めた前走のような競馬が出来るだけの脚力を備えている。そのコース形態から、ただでさえハイラップになりやすい中山のダート1200mで、今回は有力馬に逃げ先行勢がズラリ。前走以上の展開利を見込むことが出来るだけに、流れ一つで波乱演出の可能性は十分ある。
■阪神ジュベナイルF
軸はリアアメリア。6月の阪神でデビュー勝ち。持ったままでの8馬身差Vは大きな衝撃となったが、約5ヶ月ぶりの実戦だった前走アルテミスSも圧巻の一言。スローペースを後方から運んで直線入り口ではおよそ届きそうもない絶望的な位置取り。しかし、そこからエンジンがかかると異次元の末脚でグングン伸びて豪快な差し切り勝ち。川田騎手の「思っていた以上に着差はつきませんでした」というのは、それだけ求めるものが大きいからこそだ。秘めた能力は間違いなく世代トップクラス。無傷3連勝で、まずは2歳女王の称号を手に入れる。
穴ならクリスティ。デビューから2,1,2着。初戦は後に3連勝で小倉2歳Sを勝つマイネルグリッドと0秒2差。2戦目の未勝利は3馬身差の圧勝。前走はクラシック候補とも言われるワーケアに0秒5差。敗れた2戦はともに牡馬の世代上位クラスが相手だから着順以上の評価が必要で、3戦してまだ牝馬には一度も先着を許していないという事実は無視できない。まだ精神面では幼さを残すが、前走がプラス18kgと大幅な馬体増でここにきての成長も著しい。まだ人気が上がらない今が狙い目だ。
Posted by ライアン on 12月 7th, 2019 :: Filed under 競馬