【京王杯2歳S&ファンタジーS】注目馬情報!!
11月2日(土)
■京王杯2歳S
軸はビアンフェ。函館2歳Sは最内枠からスッとハナに立って、前半3Fが33秒6のハイラップでも終始楽な手応え。直線に向くと一気に後続を突き放し、そのままセーフティリードを保ったまま先頭ゴール。スプリンターとしての高い資質を示し、父キズナに初の重賞タイトルをもたらした。今回は1Fの延長が鍵になるが、2歳馬同士ならこの距離は十分に守備範囲で、ペースが緩む分、より楽に先行できる可能性も大。特段切れるタイプも見当たらないこの組み合わせなら、ここも押し切れる。
穴ならグレイトホーン。勝ち上がりに3戦を要したものの、中山マイルでのその勝ち時計は同開催の2歳1勝C、アスター賞やサフラン賞を上回っており、数字の裏付けは十分。馬混みでの競馬を経験したことも、キャリアの浅い2歳馬同士の一戦では大きなアドバンテージになる。鞍上は初めて自厩舎の馬での重賞挑戦となる藤田菜七子騎手。リフレッシュ放牧を挟んで状態は上がっており、「人馬ともに成長している」という根本調教師の期待に応えたい。
■ファンタジーS
軸はシャレード。中京芝7Fでデビュー勝ち。道悪のため時計の評価はしづらいが、中団待機から直線で手応え十分に抜け出して3馬身半差は高く評価できるもの。続く2戦目は少頭数のスローペースで前との差を詰めきれなかったものの、0秒3差は位置取りとコース取りによるもので決して力負けではない。陣営は「攻め馬の良さがレースに直結しないのが課題」と話すが、それも期待が大きいからこそ。阪神内回りから京都外回りに替わるのはプラスなだけに、能力発揮なら十分に主役を張れる。
穴ならパドゥヴァルス。デビュー前から併せ馬では常に先着するなどポテンシャルの高さを見せていた期待馬。小倉のデビュー戦は、その期待に応えるように好位抜け出しの王道の競馬で2馬身差V。上がり3Fはメンバー最速をマークしており、文字通りの完勝だったと言っていい。1Fの延長も「むしろ距離が延びて良さそう」と陣営。キャリアは1戦でも「ここでも十分やれそうな雰囲気」と自信を見せており、流れ次第では一発の可能性も。
Posted by ライアン on 11月 1st, 2019 :: Filed under 競馬