【日本ダービー&目黒記念】注目馬情報!!
5月26日(日)
■日本ダービー
軸はサートゥルナーリア。「乗り替わりは勝てない」と言われる日本ダービーだが、そのジンクスもいよいよ覆される時が来そうだ。前走の皐月賞は、史上初となる年明け初戦での戴冠。常識の通用しない馬であることは既に証明している。その前走はアタマ差Vとあって、それ以前と比べれば辛勝にも映るが、約3ヶ月の休み明けでもあり、陣営からすれば大目標の日本ダービーに向けた叩き台でしかない。むしろ、その状態でしっかり勝ち切った事にこそ同馬の底知れぬ実力を見て取ることができる。主戦不在もレーン騎手の卓越した技術はいまさら語るまでもなく、ここはディープインパクト以来の無敗での2冠制覇が濃厚だ。
穴ならシュヴァルツリーゼ。好位から楽に突き抜けた初戦も圧巻の内容だったが、キャリア1戦で挑んだ弥生賞も見どころ十分。スタートで挟まれ位置取りを悪くし、外々を回しながら猛追した走りは着順、着差以上の能力を感じさせるものだった。皐月賞は12着と大敗しているが、勝負どころで前が塞がり、馬群に突っ込むも為す術なし。全く力を発揮できずに終わったものだけに度外視していいだろう。もとよりダービー向きのタイプ。除外の可能性がありながら直行を選び、きっちり仕上げられたここは、一発があってもおかしくない。
■目黒記念
軸はブラストワンピース。前走の大阪杯は1番人気を裏切ってしまったが、スタートで位置取りが悪くなり、流れも落ち着いて不向きな展開。その上、内回りコースで外々を回らされてしまってはあの結果も仕方がない。放牧を挟んで大幅に増えた馬体にはまだ余裕がありそうだが、帰厩後もきっちり時計を出しており状態自体は悪くない。59kgのトップハンデ、得意とは言えない高速馬場と条件は厳しいが、秋にはフランス凱旋門賞を見据えている現役屈指の実力馬。不利な条件でもこの相手に取りこぼしは許されない。
穴ならウインテンダネス。連覇を狙う昨年の覇者。前走の日経新春杯以来、約4ヶ月半ぶりの実戦で、陣営は「使って良くなるタイプ」と慎重な姿勢だが、東京芝2500mは昨年の同レースの他にアルゼンチン共和国杯でも0秒3差4着に逃げ粘った得意舞台。昨年は緑風Sを2分22秒9の好時計で逃げ切り、ジャパンCも8着ながら自身2分22秒3で走破しており、今の東京の高速馬場は好材料。マイペースで行ければ連覇で2年連続の波乱演出もありうる。
Posted by ライアン on 5月 25th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: 日本ダービー, 東京優駿, 目黒記念