【皐月賞&アンタレスS】注目馬情報!!
4月14日(日)
■皐月賞
軸はサートゥルナーリアで仕方ない。ここまで3戦無敗で同舞台のホープフルSも完勝。3連勝はいずれもほとんど追うところなく後続をねじ伏せており、性能の高さは世代でも群を抜いている。走破時計や上がりの速さなど、数字面での裏付けには乏しいものの、それはまだ本気で走っていないからというだけ。今回からコンビを組むルメール騎手は「皐月賞とダービー、勝てると思う」と早々と二冠宣言。男版アーモンドアイとさえ言われるロードカナロア産駒の新怪物。ディープインパクト以来となる無敗の皐月賞馬誕生となりそうだ。
穴ならニシノデイジー。1番人気に支持された弥生賞で4着に敗れたことですっかり評価を落としているが、その前走は「悪いを通り越してなかなかない馬場」という極悪馬場が敗因だけに度外視していいだろう。札幌2歳S、東スポ杯2歳Sは強烈な追い込みで勝利。前が詰まる不利のあったホープフルSが小差の3着なら、能力の高さは疑う余地がない。この中間からシャドーロールを着用し、頭の高いフォームも改善。巻き返しに向けての上積みは大きい。弥生賞の敗戦だけで人気を落とすようなら、ここは絶好の狙い目となる。
■アンタレスS
軸はグリム。ハイレベル4歳世代の中で青竜SとレパードSを勝利。古馬との闘いとなった秋以降は交流重賞を転戦し、白山大賞典1着、浦和記念2着、名古屋GP3着、名古屋大賞典1着。先行力を武器に抜群の安定感を見せている。今回は久しぶりの中央場所となるが、阪神コースにも勝ち鞍はあり、野中師も「広いコースのほうがレースはしやすい」。舞台替わりは問題なさそうだ。前走を叩かれ状態は上向き、最終追いも絶好気配。ここも崩れる事はない。
穴ならクロスケ。中央転入後、芝のニューイヤーSと7Fの根岸Sでは全く良いところがなかったが、距離を延ばした前走の総武Sでは0秒3差の4着と変わり身をみせた。それも、勝負どころで前が詰まる不利があり、松岡騎手が「スムーズなら違っていた」と振り返る内容なのだから、中央オープンレベルの実力は示したと言っていいだろう。もともと、黒潮盃勝ちや東京ダービー3着など、大井時代にはコーナー4つの中距離戦で実績を残してきた馬。ここに入ってもチャンスはある。
Posted by ライアン on 4月 13th, 2019 :: Filed under 競馬
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