【フェブラリーS&小倉大賞典】注目馬情報!!
2月17日(日)
■フェブラリーS
軸はインティ。初の1600m、初の芝スタート、初のワンターンなど不安要素がないわけではないが、それらの不安材料を補って余りある魅力が同馬にはある。前走の東海Sはスタートから楽にハナを奪うと最後まで後続に影をも踏ませぬ圧逃劇。自らペースを作り、勝ち時計は同舞台のGIでもマークされたことのない1分49秒台を計時し、上がり3Fは35秒台。もはや力が違いすぎるとしか言えない勝ちっぷりだった。初物尽くしでも、王者不在のここでは負けられない。
穴ならノンコノユメ。昨年の同レースで悲願の中央GIタイトルを手にしたが、その後は勝ち星に恵まれず、人気落ちが確実な状況だが、全てGI級の近4走で4,4,4,7着なら、むしろ堅実さを評価すべきだろう。そもそも東京ダート重賞完全制覇の実績が示す通り、東京こそがベスト舞台であり、他場での敗戦で大きく評価を落とす必要はない。持ち味が最大限に生かせる東京なら連覇の可能性は十分ある。
■小倉大賞典
軸はスティッフェリオ。前走の福島記念は、前の2頭が飛ばして逃げる展開を好位の3番手できっちり折り合って脚をため、直線で力強く抜け出す正攻法の競馬で完勝。小回り平坦の中距離はベストで、3走前には強敵相手の札幌記念でも0秒4差の5着に健闘している。マルターズアポジーを筆頭に、前に行きたい馬が揃ったここは前半から早い流れでの持久力戦が濃厚。前走同様、好位から持ち前の機動力としぶとさを生かせば、重賞連勝の可能性が高い。
穴ならレトロロック。小倉芝コース[4-1-0-1]の舞台巧者で、担当助手も「小倉になると馬が変わったようにいい競馬を見せてくれる」とその適正を認める。さらに「夏場は苦手だけど、冬場になって体調も凄く良さそう」と言うように、ここにきて状態面も右肩上がり。勝ち鞍だけではなく、小倉の芝1800mは1分45秒2の持ち時計があり、数字の裏付けも十分。7歳にして初タイトルの絶好機だ。
Posted by ライアン on 2月 16th, 2019 :: Filed under 競馬
Tags :: フェブラリーステークス, 小倉大賞典