12月1日（土）

 

■ステイヤーズＳ

 

軸はＪＲＡ史上初の同一重賞４連覇に挑むアルバート。年齢的に大きな上昇度は見込めないとしても、この秋は京都大賞典で３着、前走のアルゼンチン共和国杯も10着とはいえ上がり３Ｆは32秒7。休み明けで58.5kgを背負っていたことを考えれば着順を気にする必要はなく、まだまだ目立った衰えは感じられない。何と言っても３年連続で完勝しているこの舞台。距離・コース適正で右に並ぶものはなく、鞍上にはモレイラを配備。４連覇が濃厚だ。

 

穴なら格上挑戦のコウキチョウサン。前走の六社Ｓは休み明けの影響もあり６着に敗れているが、２走前は目黒記念で0秒5差の８着。1000万下を勝ったばかりで軽ハンデの恩恵も大きかったが、ＧIIメンバーに混じって0秒5差、上がり最速は素直に評価していいだろう。全兄に有馬記念出走を目指す障害王者のオジュウチョウサンがいる血統で、長丁場への潜在的な適正は高い。主戦の北村宏もフェイムゲームでダイヤモンドＳ連覇など長距離戦は得意。一発があっておかしくない。

 

 

■チャレンジＣ

 

軸はレイエンダ。秋初戦のセントライト記念で初黒星を喫し、無傷の連勝は３で止まったが、勝った相手は皐月賞３着の実力馬。その上で不利な大外枠、勝ち馬に向いた流れを考えれば決して悲観するような内容ではなかった。勝てばＧＩ挑戦のプランもあったが、連勝がストップしたことで目標をここに変更。やや間隔は空いたが、この中間は天栄でしっかり調整され状態は整っている。「先に繋げるためにも結果を出して欲しい」と担当助手。ＧＩに向けて、まずは初の重賞タイトルを掴み取りたい。

 

穴ならハートレー。骨折による長期休養や去勢手術などもあり順調にキャリアを重ねることは出来ていないが、２歳時には新馬戦→ホープフルＳを連勝してクラシックの最有力候補にも挙げられていた逸材だ。前走の丹頂Ｓは10着と大敗したが、「距離が長い。小回りの流れも忙しい」とルメール騎手。その上で状態面も決して本調子ではなかった。今回は手塚師が「札幌の頃よりも数段上」と胸を張る好仕上がり。距離短縮も阪神かわりも歓迎。巻き返しがあっていい。

 

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Posted by ライアン on 11月 30th, 2018 :: Filed under 競馬
Tags :: ステイヤーズステークス, チャレンジカップ

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